当時は、X Japanを筆頭に、L'Arc〜en〜Ciel・LUNA SEA・GLAY・・等々のビジュアル系というジャンルが一世を風靡していた時代・・といっても過言では無いくらい、沢山のビジュアル系バンドが活躍していました。
そのビジュアル系を盛り上げていたテレビ番組がありました!
深夜に放送していた・・あのテレ朝番組・・そう!!『Break Out』です!!(最近は大分変わりましたが現在も放送されてます)
そしてそして夏に開催されていたイベント・・Break Out祭が最も盛り上がっていた頃になります。
実は私も当時、『All or Nothin'』という3人組ユニットで、キーボードとして参加しておりました!!(写真:右)
私もこの頃は精力的にライブ活動等、音楽活動を盛んに行っており、Break Out祭’99に出演が決まったことで、当時のビジュアル系の雑誌にも幾つか取り上げて頂きました!!
『All or Nothin'』というバンドは、ボーカル、ギター、キーボード&アレンジャー という形で構成されたメンバーで、斬新なシンセサウンドに重圧感とテクニックのあるギターが加わり、キャッチーなメロディーで、存在感のあるボーカルといった形のエレクトロサウンドです。
当日のゲストは、メジャーデビューしたばかりの『Janne Da Arc』『LUCA』の2組でした。
99年は、ビジュアル系バンドは勿論でしたが、fra-foaやCLOUDなど、ビジュアル系以外のバンドも多数出演していました。
私たちはデジタル系バンドとして、埼玉県代表という括りで出演させて頂きました!!
・・といっても、私たちは応募枠という形でして、番組側がチョイスした複数組のバンドの中から、視聴者の方が、自分の気に入ったバンドにハガキで投稿し、投稿数が多かったバンドが渋谷公会堂で行われるファイナル公演に出場できる・・という形式で、見事に私たちが出場権を獲得したというわけです!!
2日間に渡り渋谷公会堂で行われたBreak Out祭’99の公演で、私たちは初日に出演し、3曲ほど演奏させて頂きました!!
2000人の観客がいる中、会場の熱気が今まで経験したことが無いくらい凄かったです。
ホールで響き渡るサウンドの重圧感がとても気持ちよく、物凄い興奮と爽快な気分がありました!!
私は、ライブでもあまりシンセから離れてパフォーマンスをすることはないのですが、この時ばかりは観客からのエネルギーで自分の気分が高まりすぎてしまい、勢いあまりステージの前に出て行って盛り上げてしまったことを、今では若かったなあと感じております(笑)でもそれもいい思い出です。
ステージの照明や演出も凄かったし、カメラも数台あり、自分専用のカメラで演奏中に横で常に撮影していただいており、編集したライブ映像は、プロのライブDVDと同じで臨場感伝わる迫力ある映像でした。
そしてライブが終わり、その後ステージに呼ばれ、司会を務めていた芸能リポーターでおなじみの東海林のり子さんにインタビューされました。興奮のあまり何を質問されたのか全く覚えていませんが・・(笑)
自分たちのライブが終わったので、他の出演者の方たちのライブ演奏を拝見させて頂きましたが、本当に今回は、フォークサウンドからデジタルサウンドと、いろいろなジャンルのバンドの方々が参加されていました。
イベントが終わり皆で打ち上げ会場に向かい、参加者同士でとても盛り上がりました。楽しい時間を過ごしました。
その後、この渋谷公会堂で行われたファイナル公演のコンピュレーションアルバムとVHSの発売が決まりました!!
最近ではたまにヤフオクとかで売ってますが・・(笑)
その後の『All or Nothin'』ですが・・ボーカルの脱退などがあり、結局バンドは解散してしまいました・・
因みに、ギターの広保くんは、数々のバンド経験を経て、織田祐二さんの『Days』(ユーキャン CMソング)の作曲や『All my treasures』(世界陸上のテーマソング)の作詞を手がけたり、と素晴らしい活躍を見せてくれています。
私も楽曲製作のサポートをさせて頂いた時期もありました。
このBreak Out祭’99の経験があったからこそ、その後の音楽活動に活かせたことは間違いありません。
今でもBreak Out祭’99のTシャツとステージパスは一生の宝物で取ってあります(笑)
当時のメンバー、サポートして頂いた方々に感謝です!!
これからも音楽活動を更に頑張りたいと思います。
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